2013年06月17日

住宅密集地・狭小地で考慮するべき空間設計

草薙I様邸の2階リビング天井に、羽目板が施工されました。

杉材は、昔の民家では比較的多用されてきた「杉」です。杉にはヒノキと同じように独特の香りがあり、癒し効果や安眠効果があるとされています。

さらに、無垢の杉板には夏の湿気を吸いあげ、冬の乾燥時には湿気を吐き出すという、調湿効果も期待できます。

住宅密集地・狭小地で考慮するべき空間設計


I様邸の場合、清水区草薙1丁目という住宅や商店などが密集して混在する地域においての住宅計画のため、室外に向けて視覚的に解放された空間設計は望めません。

このため、室内空間設計の体感的な工夫が必要となります。

住宅密集地・狭小地で考慮するべき空間設計

直接肌が触れる機会の多い床や壁には、無垢の床材や珪藻土などの自然素材を多用し、開放感を演出するのに重要な意味を持つ天井の高低差や素材、照明のレイアウトなどを通して、閉鎖的でありながら心地よい空間を、総合的に設計してゆくことが重要です。



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