発端は1月の末頃のこと、東映のMさんという方から、「来年公開される、三池崇史監督作の、ロケにお宅の事務所を使わせていただきたいのですが・・・」という、唐突な申し出がありました。
大の映画好きの私としては、ドッキリを疑いながらも快諾し、撮影日である2月6日を楽しみに待っつつもりでいました。
すると、数日後に再度Mさんから電話があり、「実は、主演の生田斗真と堤真一がロケ地入りしますので、事前に情報が漏れると撮影に支障をきたす可能性があります。従業員の皆様以外には、ご内密にお願いします。」とのこと。
誰かに自慢したくて自慢したくて仕方がない衝動に駆られながらも、口をタコ糸で縫い付けて、その日を待ちました。
そして迎えた撮影当日。社の前に大きなトラックが止まり、次々とスタッフさんや機材が下ろされます。
主演の二人より、三池監督ファンの私は、真っ先に監督を発見し猛アタック。
握手をしていただき、最後にはなんとサインまでいただきました。
ここでの撮影シーンは、お金を返さない不動産屋の社長が、堤真一に火炎放射器で焼き殺されるシーン。撮影場所に選ばれた理由がわかった気がしました。(笑
映画の題名は「土竜の唄」。人気漫画の映画化で、しかも豪華な出演陣+三池監督となれば、大ヒットは間違いないと思います。
万が一このシーンが編集でカットされたとしても、エンディングロールの撮影協力のところで「株式会社アキヤマ」と流してくれると、Mさんは約束してくれました。
公開は来年のいつごろかよく知りませんが、皆さんぜひ映画館で観てください!