今回見学会を介させていただいたM様邸は、2階のリビングの驚異的な広さが一つの見どころでした。
ほとんどすべての皆様から、「鉄骨じゃなくてこれだけ柱を飛ばして大丈夫なの?」といったご質問をいただきました。

大丈夫なんです!(笑
というか、これがSE構法の醍醐味なんです。
SE構法では、木造建築にもかかわらず、すべての建築物は「構造計算」によって強度が明確化されています。

木造軸組み工法でも、鉄骨ラーメン構造でも、鉄筋コンクリート構造でも、みんながみんな「自身に強い!」を謳い文句にしています。
この言葉に対し皆さんはこのように質問してください。
「どの程度?」
その質問に対する回答は、「構造計算」に裏付けられた物理的な強度が明確でなければ、あまり意味があるものとは言えません。
私たち日本人は「木」のぬくもりや快適さを知っています。潜在的に欲してもいます。
鉄骨に負けない構造強度を持ちながら、温かみのある木造住宅が実現できる。それがSE構法の最大の魅力だと私たちは考えています。
大開口や思い切った空間設計が可能なので、通風を重視するパッシブデザインにも、とても都合のいい工法です。