大きなビルなどを建築する場合や公共事業などの際には、「ボーリング調査」という地質サンプルを正確に採取する方法が採用されていますが、コストがかかりすぎることから、一般住宅で採用されることは稀です。

「SS式・・」や「音波・・」での調査の場合、調査地点の少なさ(通常5か所程度)と地質サンプルの採取を行わないという点から、例えば地中に大きな岩などが存在する場合などは、岩として認識せず支持地盤として認識してしまう場合があります。
さて、一般の方が土地を購入しマイホームを建てる場合で、その土地の地中になんらかの残存物があり、工事や建物の維持に支障をきたすという場合、これを撤去する費用はだれが負担しなければいけないのか?という疑問がここで生じます。
簡単に言うと、買主(あなた)なのです。
売主および仲介業者が、知っていたのに説明しなかった場合を除いて、法律は売主の過失としては認めません。
そんな中でもあなたが取れる策としては、「地歴を調べる」や「周辺への聞き取り調査」など、いくつかが考えられますが、この話はいずれ詳しく・・・。
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