賃貸住宅入居する際に、入居者が壁紙などを自由に選べたりするというもので、このスタイルに対する関心が高まっています。
新しい部屋に越してきた主人公カップルが二人で壁にペンキを塗ったりしているシーン、映画などで見かけたことがある方もいると思いますが、欧米ではこのスタイルが結構一般的です。
しかし、日本の賃貸住宅の場合、ご存知「原状回復義務」という条項が幅を利かせすぎていて、入居時に物件の状態を自分好みに変えるなんてことは、あまり考えられてきませんでした。
しかし、世間をにぎわせている空家率の上昇や、20代の若者たちの住宅に対する考え方の変化から、借りた部屋を自分好みにカスタマイズしたいというニーズは、年々高まっています。
昨年あたりから、大手賃貸管理会社や都心の一部の業者などがこの「カスタマイズ賃貸」を仕掛け始めています。
この流れは確実に地方にも広がることでしょう。
注文住宅の家づくりを続けてきたわが社には、このニーズに答えられるノウハウがあります。
まずは、現在計画している「草薙一戸建て賃貸住宅」と「草薙一里山ワンルーム」において、「カスタマイズ賃貸」にトライしてみるつもりです。