今まで見たことがなかったとしても、マイホームを考えている方はこれから幾度となく目にするようになるワードです。
ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのことで、「年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる住宅」と定義されており、政府は「2020年(今から4年後!)には標準的な住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHを目指す」という基本計画をまとめました。
マイホームをZEHにするために重要な要件は二つ。
一つは、住宅それ自体の断熱性能を示す「外皮性能」といわれるもので、Ua値=平均熱還流率という指標で表されます。
これは小さいほど優れているといことになります。
もう一つは、創エネ設備と高効率設備の導入です。
どんなに外皮性能をUPしてみても、使用するエネルギーはゼロにはなりません。
高効率エアコンなどの設備を導入し、ソーラーパネルなどでエネルギーを作り出さない限りゼロエネにはなりません。
ZEHの定義が理解できたところで、より具体的な内容に入ってゆきたいと思います。
