最初の30分、私が住宅補助金の内容についてご説明して、その後1時間程度は相原FPの「安心資金計画」についての講義でした。
今回のセミナーは、アセットさんの主催ということや、Facebookでのイベント告知もあり、建築不動産業界の方もちらほらお見えになっての開催となりました。

補助金セミナーについては、これまで3回にわたって「お客様スキルアップセミナー」で開催してきましたので、内容について割愛しますが、相原FPの「安心資金計画セミナー」の内容が、とても興味深かったので、すこしだけ書かせていただきます。

マイホームを取得しようとするとき、まず考えるのは予算ですよね。全額自己資金の方は別にして、ローンを組まれる方が予算を決めるとき、まずかんがえるのは「月々の返済可能額」です。

たとえば、月々返済可能額が10万円という方が35年ローンを組んだ場合、金利を含めて最終的に返済する金額は、実に4200万円です。ここからローン計算器などで逆算すると、借りられる元金は3100万円くらいになります。(金利1.8%のとき)
頭金が300万円用意できると仮定すると、この人がマイホーム取得にかけられる経費込の総額
は、3400万円。経費が7%(200万円)程度かかるとして、マイホーム自体の金額は3200万円が限度ということになります。
このように、自分の返済可能額から物件事態にかけられる概算金額を、事前に把握しておくということは、いい物件を探すことやいい建築業者に出会うことと同じくらい大切なことなんです。
それにしても、3100万円の35年ローンを組むと、銀行は1100万円も儲かるんですね。
もっと頑張れ、半澤直樹!