2013年10月31日

快適な室内環境を確保するために・・・「気密性能編」

当社の地元草薙では、子供会主催による「有度こどもハロウィン」も終わりいよいよ冬に突入という雰囲気です。

快適な室内環境を確保するために・・・「気密性能編」

さて今日は、当社で毎月発行させていただいている情報誌Akiyama styleの「誌上スキルアップセミナー」の内容をこちらでもご紹介させていただきます。
同誌では、住宅建築を希望されているお客様やOBのお客様向けに、建築に関する様々な情報をお伝えしていますが、8月号からは快適な室内環境と住宅の長寿命化を実現するために重要なことをお伝えしてまいりました。
それは、ずばり、①十分な断熱性能②十分な気密性能③防露主に壁内結露)夏季の日射遮蔽⑤三次元的な通風確保、といった5要素です。

快適な室内環境を確保するために・・・「気密性能編」

そのうちの気密性能とは、「外気の暑さ寒さをいかにして室内に入れないか」と「快適な室内温度をいかにして外に漏らさないか」についての性能です。
しっかりした断熱性能によって得られた快適な温度も、隙間だらけの家からはどんどん外に逃げ出してしまいます。これでは、快適じゃないだけでなくエネルギーの無駄遣いにもつながってしまいます。

それでは、気密性能を高めるためにはなにが必要なんでしょう?皆さんは、住宅の建築現場で、断熱材を室内に施工している様子をご覧になったことはありますか?
もっともポピュラーな断熱材の施工方法は、建物の間柱(太い柱の間に一定間隔にあるちょっと細い柱)の間に、ふわふわしたグラスウールという断熱材を詰め込んでゆく方法です。実は、この断熱材を施工する際の職人さんのちょっとした手間が、気密性能に大きく関係してくるんです。

快適な室内環境を確保するために・・・「気密性能編」

具体的には、気密確保のためのビニール系のシートを、隙間なく張りつけてゆくということや、コンセント部分などもビニール系のボックスで覆うといった、単純だけど根気と気配りが必要な、実に細かい作業を確実に行うことが重要なんです。

こうしてしっかり仕事がしてある住宅は、隙間が1㎡あたり5㎠しかないほどの高い気密性能が得られます。

私がいわゆる建売住宅をお勧めしない理由の一つは、こういう細かいけれども大切な部分が確認できないからなんです。



気密性能が高い=室内温度が安定する快適で省エネ  わかりましたか?



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