2016年04月15日

2020年には。。。

これまで3回にわたってUPしてきたZEH(ゼロエネルギーハウス)ですが、1回目に書いたように国は「2020年に標準的な住宅で、2030年には新築住宅の平均で」ZEHを実現する、というロードマップを発表しています。

そして、このロードマップにはひとつポイントがあるのです。

これまで書いてきたように、ZEHを実現するためには住宅の外皮性能を上げること(断熱材・窓等のコストアップ)、創エネ設備や高効率な給湯器・照明・エアコンなどを採用すること(住宅設備のコストアップ)というよいうに、お金をかけないと実現できないことばかりです。

そこで、経産省ではZEHを建てる人には125万円の補助金を出すこととしています。

しかし、ロードマップをよく読みこんでみるとこう書いてあります。

「インセンティブ(補助金)は、時限的な措置である」と。

「時限的」?それはいつまでってこと?

ロードマップのタイムテーブルでは、建築に補助金を出すのは2017年までで「延長したとしても限定的」と、はっきりと書かれています。

2020年には。。。


おそらくハウスメーカーは今後ZEHを標準とする家づくりに向かうでしょうし、我々工務店もこの流れに逆らうわけにはいきません。

ということは、世の中にZEHがあふれるということになります。

世の中みんながZEHになった時に、あわててソーラーパネルを乗せたりうち窓を付けたりしても、補助金の対象にはなりません。

ZEHでの家づくりに興味がおありの方は、少なくともここ数年の間で新築・改築されるのがお得ということになります。



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