住宅業界の方なら分かると思いますが、仕事柄いろんな形式の地鎮祭に出席します。
静岡市の場合9割近い方は、神式といって神道の形式にのっとって神社の宮司さんが式を執り行う場合が多いんですが、昨日のI様邸地鎮祭は久々に仏式でした。
清水の由緒あるお寺さん、「妙泉寺」さんのご住職による地鎮祭だったんですが、これがなかなか厳かなんです。
「南無妙法蓮華経」を繰り返しながら、参加者全員が四隅を清めるくだりなどは、神式の場合の宮司さんが一人で清める形式と比べても、かなりグルーブ感があり身が引き締まりました。
昔の人は、お経とか祝詞とかそういったものが自然に生活の一部に溶け込んでいたんだろうな、などとしみじみ考えさせられました。