先日発表された22年度基準地価、下落傾向が止まりません。
ただ、人気の住宅地に関しては下落幅が大幅に改善されつつあるようです。
ここ静岡では、市内の住宅地・商業地ともに、下落率は若干改善したものの、ゆるやかな下落傾向は変わりません。
静岡県の住宅地の平均下落幅は2.2%と、やや下げ止まりの傾向を見せているとのことです。
一方、日々仕事をしている私達が感じることは、お客様 特に若いお客様の慎重さです。
比較的ご年配の客様に比べ、若いお客様は「経験」がない分勉強熱心です。
価格調査等もしっかりされていて、質問の量もはんぱじゃありません。
かなりご希望の土地に近い物件が出たとしても、そこから成約までの熟考時間がとっても長い。
御案内した後、我々も忘れたころになって「あの物件まだありますか?」というケースが、昔と比べても多くなりました。
一般的には人生で一番大きな買い物です。
慎重に慎重に決心していただくのは、もちろんいいことなんですが、土地というのは「唯一無二」のものです。
この土地がだめならあの土地という風にはなかなかいかないもの。
物件を見るとき、形状や見た目も大切でしょうけど、「この場所で、家族がどんなふうに生活するか?」というようなことを想像しながら、物件周りをしてみると、案外ゴールは近いかもしれませんよ。