
何度かお伝えしている、清水区有東坂1丁目の「ちょっとプレミアムな賃貸住宅」、「エル・カーサ」が完成し、入居者の皆さんの新生活がスタートしました。
昨日は、最終工事となるシンボルツリーの植樹を行いました。
このかしの木が大木になる頃まで、入居者の皆さんの穏やかな生活が続くことを願っています。
昨日の講習会でもお話しましたが、賃貸市場は今とても厳しい時代を迎えています。
「建てれば借り手がつく」というバブルの時代に建てられた物件が、築20年程度の時期を迎え、相続税対策という名目のもとに多額の借金を抱えたオーナーの皆さんの中には、借入金の返済に四苦八苦している方もいらっしゃいます。
20年前に今のこの状況を予想することは困難だったでしょうが、我々も含めた建設業者の「もう一工夫」が足りなかったことが、今の空室率につながっていることもまた事実です。
今必要なことは、危機感をオーナーの皆さんとしっかり共有し、プロとして必要なアドバイスを精一杯していくことです。
20数年前に建てられた物件でも、再生する方法はありますので・・・。