
現在草薙3丁目で施工中のI様住宅新築工事は、当社のエース大工の小泉建築さんが施工中です。
大工さんの仕事は、ご存知のとおり「木工事」です。
我々のような工務店の場合、大工さんの腕のよさによって住宅の出来も左右されるのが現実です。
工務店の中には、大工さんを安定的に教育するために、外注ではなく社員として雇用している会社もあるほど、大工さんという職種は住宅建築にとって大切な職人さんです。
そのため、1軒の住宅を建築するのにかかる費用の中で、技術料である「手間賃」については、大工さんの賃金が大きな割合を占めています。
しかし、現在の住宅市場はローコスト化の圧力が非常に強く、ローコストで売るパワービルダーのほとんどは、この大工さんの賃金をカットしています。
大量生産による画一化によって、現場での大工さんの技術を必要としない家作りが増えているんです。
我々工務店がこだわりの家作りを続けない限り、世界に冠たる日本の大工さんたちの技術力は衰える一方です。
この現場の小泉組も、まだ若い棟梁から技術を習得しようと、多くの更に若い大工助手が入門して、棟梁の仕事を手伝いながら、日々木造建築を学んでいます。
こういった若い技術者の卵たちがあこがれるような、そんな大工さんたちをこれからも応援したいと思っています。
それが、結果としてお客様に正しい家、いい家を提供できることにつながると信じて。