2008年04月28日

200年住宅(アキヤマ建設)

なにかと評判の国土交通省ですが、このたび「優良な住宅資産の形成」の一環として、「超長期(200年)住宅」の「先導的モデル事業」の、第一回募集を始めました。
当社もこの事業に応募するつもりですが、募集要項の内容を読み込むごとに、これはまさしく私どものお勧めする「SE構法」「重量木骨」の住宅のことを言っているような気がしてなりません。
この事業の主な部分に、「耐震性」「耐久性」はもちろんですが、「変化に対応できる良質な居住空間」とあります。
これはまさに「スケルトン&インフィル」という、建物を「骨組み部分」と「内装部分」に区分して考える、「SE構法」の基本的な考え方と合致します。
「200年住宅」の理念は共感できるところが多いんですが、現実には今の中古住宅市場の建物に対する考え方は、「築15年以上の建物=評価0円」などという、「新築奨励」状態です。
これは金融機関の中古住宅に対する融資制度にも問題があり、現実に築15年の中古住宅を購入しようと、金融機関に審査を申し込んだ場合、ほとんど一様に「建物の評価はできませんねぇ・・・」、なんて言われると思います。
しかし、一方では「環境問題」・「住宅保証関連法」などの観点から見れば、建物は少なくとも50年以上は長持ちさせる必要があると思われます。<構造に関係なく>これは言えることなんです。
しかし、実務的には「木造」<「鉄骨造」<「鉄筋コンクリート造」という「耐用年数」の図式が、普通にまかりとおています。 
日本で一番古い建物は、「木造」の法隆寺なのになぁ・・・・。

いずれにしても、この「200年住宅」構想に関しては、「国交省も、なかなかやるやないか!」などと期待しつつ、李小龍のごとき気合いで、登録申請書類と格闘している私です。
あ、李小龍ってブルース・リーのことです。念のため。




同じカテゴリー(スタッフ日記)の記事画像
【予約制】OB様住宅見学会
地盤が強いか弱いかどうしたらわかる?
アキヤマ夏まつりにご参加ありがとうございます
8/26のつながるくさなぎ 夏フェスにアキヤマも参加します
アキヤマ夏まつり
モデルハウスみどころ その③
同じカテゴリー(スタッフ日記)の記事
 【予約制】OB様住宅見学会 (2022-11-09 10:23)
 地盤が強いか弱いかどうしたらわかる? (2019-02-21 10:44)
 アキヤマ夏まつりにご参加ありがとうございます (2018-08-31 11:58)
 8/26のつながるくさなぎ 夏フェスにアキヤマも参加します (2018-08-21 12:52)
 アキヤマ夏まつり (2018-08-09 09:50)
 2018リフォーム補助金の目玉 長期優良住宅化で最大300万円 その① (2018-05-23 16:47)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
200年住宅(アキヤマ建設)
    コメント(0)